当社は“東試協コンクリート採取試験会社協議会(東採協)”の会員会社として、迅速・正確・公正をモットーに良質なフレッシュコンクリート現場試験及び管理を行います。
コンクリート構造物の安全を確保するために、使用材料の品質が重要なものの一つと考えられています。東京都をはじめとする行政では、建設工事の品質確保を行う一環として中間検査・完了検査制度を制定し、有効かつ合理的に機能するよう指導が行われています。
コンクリート構造物を作るために欠かせないのがコンクリートです。
通常コンクリートは生コン工場で生産され、工事現場まで運搬されます。
この時点でのコンクリートは他の工場製品とは違い、完成品ではなく名前の通り生=フレッシュなのです。
ポンプ車などを使い型枠の中にフレッシュコンクリートを打設してゆきますが、環境条件や運搬時間に影響を受けやすいため、よりよい品質管理が必要となります。
フレッシュコンクリート現場試験手法として、スランプ試験・空気量試験・塩化物量試験・フロー測定・生コン温度測定を行い、各項目において規格値に見合ったフレッシュコンクリートであるか品質をチェックします。また同時に圧縮強度用試験体採取し、指定管理材齢まで養生管理し、圧縮試験を行い最終的な構造体のコンクリートの強度確認・品質チェックを行います。